液体燃料触媒「SLOW」 比布町の2施設で試験導入を開始|株式会社VOREAS|ヴォレアス北海道
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ヴォレアス北海道を運営する株式会社VOREASは、比布町の施設にて化石燃料削減プロダクト「SLOW」を導入することを発表いたします。
SLOWとは
「SLOW」は化石燃料に対応した液体燃料触媒であり、分子間の結合を切り離すことで燃料の完全燃焼を促し、燃焼効率を高めることでコスト削減と温室効果ガス排出量削減を同時に実現できるプロダクトです。
VOREASは2021年9月にVOREAS GREEN DEAL宣言(以下VGD宣言)を発表。同時に液体燃料触媒「SLOW」の販売を発表し、ステークホルダーに対して導入を進めてまいりました。
現在26自治体と導入を進めており、最大50%の燃費改善効果を確認した事例も出てきました。
比布町では2050年までの二酸化炭素排出の実質ゼロを目指しており、この実現に向けた取り組みの一環として、液体燃料触媒「SLOW」を施設のボイラーにて試験導入することが決まりました。
これにより液体燃料触媒「SLOW」の北海道自治体での導入は合計で26自治体となりました。
「SLOW」が導入される施設、設備及び期待される効果については以下の通りです。

| 導入施設 | 灯油:比布中央学校
重油:農村改善センター・体育館 |
| 導入期間 | 2025年10月下旬~2026年3月31日 |
| 想定される削減コスト | 480,000円 |
| 想定される削減二酸化炭素 | 21.3t-CO2 |
※他所実績の10%程度の削減で試算
比布町のゼロカーボン活動について
● ゼロカーボンシティ宣言
2050年までに町内の二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル(脱炭素)」の達成を目指すため、令和4年3月、「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。先人から受け継がれてきた自然と文化を将来へと引き継ぎ、これからの子どもたちへと受け継がれるよう、町と事業者、町民が一体となり、脱炭素に向けて積極的に取り組みます。
● 「ボトル to ボトル」リサイクル
令和5年12月、株式会社JEPLAN(本社:神奈川県)と「地域循環共生圏推進に関する包括連携協定」を締結し、使用済みペットボトルを『ボトル to ボトル』でリサイクルする取り組みを共同で進めています。JEPLAN独自のケミカルリサイクル技術により、資源の循環と二酸化炭素削減を目指します。
● 公共施設照明のLED化
これまでに道路照明やぴっぷスキー場のナイター照明を一部LED化し、脱炭素化に向けた取り組みを実施しました。省エネルギーによる電力使用量削減と光熱費の軽減を通じて、環境にやさしいまちづくりを進めています。
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株式会社VOREASでは、今後も様々な角度から企業様の課題解決とサステイナブル社会の実現に向けた活動を進めてまいります。
VOREAS, INC.






