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二酸化炭素排出を61t削減|液体燃料触媒「SLOW」厚真町の6施設で試験導入を開始|株式会社VOREAS|ヴォレアス北海道

日頃よりヴォレアス北海道の活動に対し、ご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございます。

ヴォレアス北海道を運営する株式会社VOREASは、厚真町の保有施設6か所にて液体燃料触媒「SLOW」を試験導入を開始したことを発表いたします。

 

SLOWとは

「SLOW」は化石燃料に対応した液体燃料触媒であり、分子間の結合を切り離すことで燃料の完全燃焼を促し、燃焼効率を高めることでコスト削減と温室効果ガス排出量削減を同時に実現できるプロダクトです。

 

 株式会社VOREASは2021年9月に独自の環境宣言であるVOREAS GREEN DEAL宣言(以下VGD宣言)を発表。同時に液体燃料触媒「SLOW」の販売を発表し、ステークホルダーに対してテスト導入を進めてまいりました。北海道庁を含む23自治体、20社を超える企業と実証を実施し、平均して10~20%、最大で40%以上の燃費改善効果が認められています。厚真町では2050年までに道内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ宣言*」を表明しており、この実現に向けた取り組みの一環として、液体燃料触媒SLOWの試験導入が決定しました。

 導入される施設および、期待される効果については下記のとおりです。

*環境省では、「環境省では「2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティとしております。

厚真町役場本庁舎

総合ケアセンター「ゆくり」

導入施設 ・厚真町役場本庁舎本館及び別館

・総合体育館及びスタードーム

・総合ケアセンター「ゆくり」

・総合福祉センター

・青少年センター

導入期間 2024年12月〜
想定される削減コスト ▲1,016,250円
想定される削減二酸化炭素 ▲61.0 t-CO2

※削減率は他所実績程度の10%削減で試算。削減コストにはSLOW購入費用を含む。

各所コメント

厚真町まちづくり推進課政策推進グループ 主幹 江川泰弘 氏 コメント

 厚真町では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、令和4年に「ゼロカーボンシティあつま」を宣言し、様々な取り組みを推進しています。このたび、温室効果ガス排出抑制の一環として暖房や給湯に化石燃料を使用する公共施設からの温室効果ガス排出量削減に効果的なプロダクト等を模索している中、株式会社VOREAS様の液体燃料触媒「SLOW」を試験導入することとなりました。燃焼効率の向上に伴う燃料使用量の削減と温室効果ガス排出量の削減に大変期待しております。

株式会社VOREAS 池田憲士郎社長 コメント

 今回、厚真町での液体燃料触媒「SLOW」の試験導入を決定していただけたこと、本取組が厚真町のゼロカーボンシティの実現に貢献できることを非常に嬉しく思っております。

 依然続く原油高や円安の影響で苦しむ企業様だけではなく、ゼロカーボン施策に取り組む自治体の皆様にとって、有効な温室効果ガス削減ソリューションになっていると手応えを感じております。今後も引き続き北海道全体でのゼロカーボンの実現に貢献していけるよう、社業に邁進してまいります。

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株式会社VOREASでは、今後も様々な角度から企業様の課題解決とサステイナブル社会の実現に向けた活動を進めてまいります。

VOREAS, INC.

■会社概要
【株式会社VOREAS】
代表者:代表取締役社長 池田 憲士郎
所在地:〒070-0842 北海道旭川市大町2条6丁目21−482 HOKUO LAB 2F
設立:2017年11月1日
事業内容: プロバレーボールチーム『ヴォレアス北海道』の運営、パートナー企業への経営・事業支援業務、並びに付随する事業
URL:https://voreas.co.jp/


■本件に関するお問い合わせはこちら
株式会社VOREAS Partner Relation Division / Green deal section
木下 善貴 yo-kinoshita@voreas.jp 080-5833-1831