【戦評】vsヴィアティン三重[第1戦] ／ Team Staff Review_20201024

「2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 MEN」第1戦
待ちに待ったヴォレアス北海道の新たな戦いは、2020年10月24日(土)に北海道旭川市にて幕を開けた。

初戦の相手はVリーグ加盟同期である、ヴィアティン三重。
リーグ参戦初年度からの通算対戦成績は6勝2敗で大きく勝ち越しているものの、ホームゲームでは1勝2敗と負け越している因縁の相手。

互いに意識をしながら迎えたその注目の開幕戦は、セットカウント3-1となりヴォレアス北海道に軍配が上がった。

● 第1セット
set前半は点の取り合いが続きリードするも、相手の好サーブに連続でブレイクを許し、苦しい展開になりかける。
その中でも、#3/田城広光(MB)の高さのあるAクイックなどでサイドアウトを奪い、リードを許さずに第1セットを先取する。

● 第2セット
#0/越川優(OH)のコート隅いっぱいに決める技ありプレーを皮切りに一気に勢い付き、一時はヴィアティン三重に対し9得点のリードを奪う。
相手の攻撃に応じて対応するリードブロックもしっかり機能し、序盤からブレイクを重ねる展開になり、大量リードのままこのセットも連取した。

(スパイクを打つ #0/越川)

● 第3セット
#0/越川優(OH)・#17/辰巳遼(S)の連続ブロックで良いスタートを切るも、ヴィアティン三重の選手交代から向こうに良い流れを作られる。
そのまま流れを引き寄せることができず、終始リードを許す展開に。
このままでは終われないヴォレアス北海道は、セット終盤 #14/チャンユーシェン(OP)が気迫のサーブを見せるなど、#4/古田史郎(OP/C)を欠いても、強い”VOREAS”のスピリッツを魅せつける。
ヴィアティン三重がこのセットを獲得し、セットカウント2-1となる。

● 第4セット
相手のブロックに対するリバウンド・相手アタックに対するディグ(アタックに対するレシーブ)の後も繋ぎが冴え渡り、これまで三重に許し続けた粘り強い展開を一転し、ヴォレアス北海道が終始リードする展開に。
赤と黒に染まった会場の熱い声援を受け、新加入#18/後藤万澄(MB)はクイック・ブロックタッチなど随所での活躍を見せ、流れを完全に引き寄せる。
勢いが止まらないヴォレアス北海道は、最後は長いラリーを#20/戸田拓也(OH)のアタックで締めくくった。

（喜びを爆発させる #20/戸田・#0/越川）

● 越川 優 [#0 アウトサイドヒッター／ゲームキャプテン]

ブロッカーとしてコートの中央までカバーをした後のプレー。
助走があまりとれない状況下でも、しっかりと相手コートのインナークロスにキレのあるスパイク叩き込む、気迫あふれる好プレー。（第2セット／7-3リード時）

● チャン ユーシェン [#14 オポジット]

圧巻のノータッチサービスエース。文字通り相手選手に指一本触れさせないビックプレー！
力強い印象のサーブでありながら、的確にコントロールされたそのボールは、相手レシーバーの間にズドンと突き刺さる。（第2セット／13-7リード時）

● 田城 広光 [#23 ミドルブロッカー]

たとえ自チームのサーブレシーブ(レセプション)が割れる(ネットから離れた位置に返球される)場合にも、対空時間のある跳躍でクイックからの得点にいつも貢献。どの状況でもコンスタントに貢献し、試合のリズムを生み出した。（第2セット／14-8リード時）

● 白石 啓丈 [#10 リベロ]

高い集中力が生み出すそのプレーで、簡単にはボールをコートに落とさない。
拾い続けるその姿勢に、サポーターだけでなく選手たち自身も後押しされている。（第2セット／15-8リード時）

● 戸田 拓也 [#20 アウトサイドヒッター]

マッチポイントを掴み迎えたサイドアウトの場面。
ブロックのワンタッチや、大きく外に出そうになるボールを落とさずに繋ぎ、徐々にヴォレアス優勢なラリーに持ち込む。
最後は自身で相手ブロックを弾き飛ばし、今シーズンの開幕戦勝利を確定させた。
（第4セット／24-20リード時）

さぁ、本日は開幕シリーズ第２戦！
対戦相手は昨日と同じくヴィアティン三重。

必ずや昨日のリベンジを果たすべく準備をしてくるでしょう。
皆さんの熱い声援で、ヴォレアス北海道の開幕2連勝を後押ししてください！！

We are VOREAS！！

VOREAS HOKKAIDO Team Staff