【レポート】ホームゲームでのプラごみゼロを目指して|2023-24シーズンのゴミ分別状況についての報告
いつもヴォレアス北海道をご支援をいただきありがとうございます。
「ヴォレアス北海道」を運営する株式会社VOREAS(以下、VOREAS)と株式会社旭川一般廃棄物処理社(以下 旭廃社)は、2023−24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN での旭川市で開催するヴォレアス北海道の主管試合(全14試合、以下ホームゲーム)において、「プラごみゼロ」を目指し、分別ゴミ箱の設置とゴミ分別の啓蒙動画放映を共同で行っています。
2023-24シーズンのホームゲーム7大会(14試合)でのゴミの分別状況についてご報告いたします。
2022-23シーズン平均と2023-24シーズン平均の比較として、
・全体の分別割合(表中①):72.2% → 77.1%(4.9%アップ)
・ペットボトルの分別割合(表中②):46.4% → 56.3%(9.9%アップ)
といった改善が見られました。
10/28-29では昨シーズン平均と比較しても全体分別率、ペットボトル分別率ともに低い数値となりましたが、2/10-11では全体分別率が過去最高の94.3%となりました。
全体分別率はシーズンを通じて改善傾向でしたが、ペットボトル分別率はバラツキの出る結果となりました。
収集されたゴミの様子を見ても、捨てるものを専用のゴミ箱に入れるという1つの分別については、意識していただけるようになったと感じます。
しかし、ペットボトルのラベルやビンのフタのように、ついている物を取り外してゴミ箱に入れるという分別については、もう少し意識していただけるようにする必要があると感じました。
ペットボトルは専用のゴミ箱にただ捨てるだけではなく、中身を空にしてキャップやラベルを取り除かなければ資源として再利用できません。
啓蒙動画でのPRの他に、シーズン途中からゴミ箱自体にキャップやラベルの取り外しを促すイラストを追加するなどの工夫も行なっていたので、その他の工夫も重ねてまいります。
しかしながら、3/9-10のホーム最終戦では過去最高来場者数を記録したこともあり、ゴミの総量も最多となりましたが、それでも高い分別率を記録していました。
この結果は次のシーズンに向けても非常にポジティブなものであると受け止めております。
来シーズンは来場者数の増加を目指すのはもちろん、その中でも高い分別率を維持できるよう引き続き努力してまいります。
シーズン途中からペットボトルの完全分別を促すイラストを追加掲出しました。
(左:完全分別されたペットボトル、右:液体やキャップ・ラベルの処理が必要なペットボトル)
改めまして、旭廃社様、サポーター、運営スタッフ、ご協力いただいた全ての皆様に感謝いたします。
引き続き皆様のご協力をいただきながら、クリーンなホームゲームを目指してまいります。
VOREAS,INC.