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公益社団法人SVリーグ理事会決議への対応と、2024年度決算概況および経営再構築について

本日開催されました公益社団法人SVリーグ(以下、SVL)理事会において、
当クラブの財務基準未達に関する制裁内容、および今後のライセンス審査方針が決定いたしましたので、下記の通りご報告いたします。

 

◾️ 理事会決議による制裁内容の要約

SVL規程に基づき、債務超過の状態に対する制裁が決定いたしましたが、
同時に当クラブが積み重ねてきた経営改善の歩みを尊重いただき、リーグによる支援・協力体制のもとで再構築を進めることとなりました。

 

1. 制裁内容
・罰金 300万円

2. 今後のライセンス判定について
・2026-27シーズンのライセンス交付に関しては、2026年3月・4月のライセンス判定において、改めて継続的な審査を実施する。

3. リーグによる支援・協力
・当クラブのこれまでの経営努力をSVLとしても尊重し、今後の経営体制再構築にあたり、SVLとして支援・協力を行う。

 

当クラブといたしましては、この結果を真摯に受け止め、
SVLによる強力なバックアップのもと、本年3月・4月の判定に向けた債務超過の解消、および経営基盤の抜本的強化に全力を注いでまいります。

日頃より熱いご声援をいただいているファンの皆様、ご支援をいただいているパートナー企業の皆様に、
多大なるご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げるとともに、再起に向けた決意を新たにしております。

 

1. 経緯および要因について

当クラブでは、新型コロナウイルス感染症の影響により発生した過去の債務解消を最優先課題としてまいりました。

当初、2025年6月末の期限までに増資による債務超過解消を予定しておりましたが、増資スキームの変更等が生じた影響で実行が遅延いたしました。
その後も交渉を継続してまいりましたが、最終段階での条件不一致等の不測の事態により、期限内での完全な資本注入が間に合わなかったことが、今回の制裁および継続審査の直接的な要因となりました。

 

2. 2024年度(2024年7月〜2025年6月)決算概況

当クラブの現在の経営実態と改善の進捗をお伝えするため、確定した最新の決算数値を公表いたします。

 

■ 損益計算サマリー(単位:百万円) | 項目 | 金額 | 備考 |

| 営業収益(売上高合計) | 603.5 |

└ | スポンサー収入 | 241.6 | 法人販売チケットを含む |
└ | チケット収入 | 160.7 | 売上構成比 約26.6% |
└ | グッズ収入 | 34.0 |
└ | ファンクラブ| 6.5 |
└ | 飲食事業収入 | 45.4 |
└ | その他収入 | 115.3 | スクール・補助金・興行他 |

| 販売管理費(合計) | 553.3 |

└ | チーム人件費関連 | 114.7 | 給料・賞与・福利厚生等 |
└ | 旅費交通費(遠征費) | 55.0 |
└ | 設営運営費(試合運営) | 61.6 |
└ | その他費用 | 322.0 | 売上原価・広告宣伝費・手数料・他 |

| 当期純利益 | 26.9 | 黒字達成 |

| 純資産(自己資本) | ▲108.7 | 債務超過の状態 |

 

■ 経営状況に関する分析

最新の決算において、当クラブは約2,700万円の当期純利益を計上し、黒字化を達成いたしました。売上高も6億円規模まで拡大しております。

特にチケット売上の構成比率は総売上の約26.6%に達しており、自社調べながらSVリーグ内でも屈指の高水準を維持しております。
これはファンの皆様、パートナー各社の皆様と共に築き上げたプロクラブとしての誇れる成果であると自負しております。

財務面においては、前年度末の約2億7,500万円の債務超過に対し、今期の黒字分および増資により、約1億6,000万円を超える債務を圧縮いたしました。
結果として約1億800万円の超過額が残る形となりましたが、本業の収益性は着実に改善しており、
この歩みが今回、SVLより「尊重すべき経営努力」として評価をいただく形となりました。

 

3. 今後の戦いと今後の経営体制について

■ 今シーズンの戦い

私たちは最後まで「SVリーグのプライド」を胸に、一試合一試合を全力で戦い抜きます。
コートに立つ選手、スタッフ一同、皆様の期待に応える最高のパフォーマンスを追求してまいります。

 

■ 経営再構築と再起

現在、次なる成長フェーズへの移行を確実なものとするため、
新たな資本・業務提携の門戸を広く開放し、複数の候補先との間で具体的な交渉に入っております。
SVLからの支援・協力もいただきながら、短期間での集中的な協議を経て、本クラブの将来的な成長に資する最適なパートナーシップの締結を予定しております。

本件実務を最優先するため、記者会見の実施は見送らせていただきますが、進捗が確定次第、速やかにご報告いたします。

 

◾️ 本件に関する窓口(提携検討・ビジネスに関するご連絡等)

メールアドレス: info@voreas.jp
担当:池田

 

※本件実務に注力するため、取材依頼、および本件の趣旨にそぐわないお問い合わせは、一切お断りいたします。
内容によっては回答を差し控えさせていただきますので、予めご了承ください。

 

4. ステークホルダーの皆様へのお願い(重要)

本件に関する経緯、および現在の経営状況につきましては、本リリースに記載している内容がすべてでございます。

現在、経営陣およびスタッフは、一日も早く本件を形にするため、全力を挙げて奔走しております。
この実務にすべてのリソースを集中させるため、
誠に勝手ながら、本件に関する個別のお問い合わせ(電話、メール、SNS等)窓口は設置いたしません。
また、個別の質問等への回答も一切差し控えさせていただきます。

「最短での債務超過解消」という結果をもって皆様の信頼に応えることこそが、私たちが今なすべき唯一の責務であると考えております。

また、選手および現場スタッフがプレーに専念できるよう、
選手・スタッフ個々人への直接の質問や取材、SNS等での接触は、絶対にご遠慮いただけますよう強くお願い申し上げます。

 

代表取締役社長 池田憲士郎 よりメッセージ

この度、リーグの定める財務基準を期日内に充たすことができず、規程違反による制裁を受ける結果となりましたこと、経営責任を担う者としてその重さを痛感しております。
日頃よりご支援いただいている皆様に多大なるご心配をおかけし、心より深くお詫び申し上げます。

しかしながら、今回の理事会においては、私たちが積み重ねてきた経営改善の歩みをSVLに尊重いただき、
再建に向けた支援・協力をいただけるという極めて心強い決定をいただきました。
これは、これまでヴォレアスを支えてくださったファンの皆様、パートナー企業の皆様の熱意が、プロクラブとしての価値をリーグに認められた結果に他なりません。

私は今回の試練を、これまで乗り越えてきた数々の困難と同様、次なる飛躍に向けた「成長痛」であると認識しています。
SVLからの信頼と期待に応え、3月・4月の判定までに残された課題を確実にクリアし、ヴォレアスは必ずこの逆境を乗り越え、さらなる成長を遂げます。

一日も早く信頼を取り戻し、SVリーグの舞台でさらなる輝きを放つ結果をもって、私の責任を果たしていく所存です。
どうか引き続き、ヴォレアス北海道への温かいご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

VOREAS, INC