液体燃料触媒「SLOW」釧路町で試験導入を開始|二酸化炭素排出を46.5t削減|道内14自治体目|株式会社VOREAS|ヴォレアス北海道
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ヴォレアス北海道を運営する株式会社VOREASは、釧路町の保有施設及び車両にて化石燃料削減プロダクト「SLOW」を試験導入することを発表いたします。
「SLOW」は化石燃料に対応した液体燃料触媒であり、分子間の結合を切り離すことで燃料の完全燃焼を促し、燃焼効率を高めることでコスト削減と温室効果ガス排出量削減を同時に実現できるプロダクトです。
VOREASは2021年9月に独自の環境宣言であるVOREAS GREEN DEAL宣言(以下VGD宣言)を発表。同時に液体燃料触媒「SLOW」の販売を発表し、ステークホルダーに対してテスト導入を進めてまいりました。北海道庁を含む13自治体、20社を超える企業とテストを現在も進めており、最大で30%以上の燃費改善効果が認められています。釧路町では2050年までに道内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ*」を表明しており、この実現に向けた取り組みの一環として、液体燃料触媒SLOWの試験導入が決定しました。これにより液体燃料触媒「SLOW」の北海道自治体での導入は合計で14自治体となりました。
導入される施設および、期待される効果については下記のとおりです。
*環境省では、「環境省では「2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティとしております。
導入施設 | 重油:釧路町総合体育館及び温水プール
ガソリン:公用車 |
導入期間 | 2023年5月〜 |
想定される削減コスト | ▲2,000,000円 |
想定される削減二酸化炭素 | ▲46.57 t-CO2 |
※他所実績である10%程度の削減で試算
釧路町 担当者コメント
令和3年度、町の公共施設等におけるエネルギーの使用状況では、化石燃料からの排出割合が37.4%あり、その大半は暖房、車両の燃料として用いられております。SLOWの導入により、現状の化石燃料からの排出割合が少しでも抑制されることを期待しています。
株式会社VOREAS 池田憲士郎社長 コメント
今回の釧路町での液体燃料触媒「SLOW」の試験導入の決定についてたいへん嬉しく思っております。今回の導入により削減が見込まれるCO2排出量は約50tと大きく、釧路町のゼロカーボンシティの実現を目指して今後とも継続して連携していきたく考えております。
釧路管内でのSLOWの導入は今回が初めての取組であり、道内では14自治体目の導入となります。今後もさらなる拡大を図り北海道でのゼロカーボンシティの実現に貢献しながら、今なお続く原油高騰に悩む皆様のお力になれるよう社業に邁進してまいります。
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株式会社VOREASでは、今後も様々な角度から企業様の課題解決とサステイナブル社会の実現に向けた活動を進めてまいります。
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